■■■ペットローン利用のメリットとデメリット■■■
ペットローンとは動物を買う際に利用されるローンです。
人気の犬種で比較的安価な柴犬でも20万前後が相場ですしトイプードルやロングチワワになると、相場は30万前後となります。
アメリカンショートヘアーやスコティッシュフォールドなど人気の猫種だと、20万円から28万円が相場となっていてブリティッシュショートヘアーの場合だと21万円から38万円となっています。
更に血統書の有無やブリーダーによっても価格が大きく変わることがありますのでペットショップで動物を飼うということは、決して安い買い物ではないのです。
特にペット選びにおいては、ビビッときた子と出会ったが最後ですから他の人の子になってしまう前に、ペットローンを有効に利用しましょう。
ペットも当然ケガや病気になる可能性はあるのですが人間のような医療保険制度が確立されてはいません。
ですからちょっとした治療でも全額実費となりますから数万円の治療費は起こり得ることと覚悟していなければなりません。
最近はペット保険が増えてきましたが、毎月の掛け金が高額なのに給付金が少なかったり請求手続きが複雑などなかなか請求できないなど実用的でない保険が数多く見受けられます。
又、ペットが若いうちは保険のお世話になる心配は少ないことからペット保険は掛け損だと思う人もいるでしょう。
最近では、転ばぬ先の杖として保険に加入するよりも転んだ時の対策としてペットローンでまとまったお金を用立てるという人も多いようです。
ショッピングサイトで有名な楽天ですがペットローンと言う商品は取り扱いがありません。
楽天銀行には使い道が自由なカードローンがありますがその他には教育ローンやブライダルローンといった目的型ローンがあります。
銀行の目的型ローンというのは使途が限定されるだけで内容に規定はないのが一般的なのですが楽天銀行の場合はブライダルローンはブライダル専用(金利年7.0%)というように使い道についても限定されています。
楽天銀行のサイトには、ブライダルローンなど同じ項目で自動車ローンも掲載されていますが自動車ローンは目的型ローンではなく楽天スーパーローンでの対応になります。
楽天銀行では、ブライダル、トラベル、教育を除き、他のローンはすべて通常のカードローンになりますのでペットローンにこだわる必要はありません。
スルガ銀行は関東では馴染みが浅いですが、静岡県沼津市に本店がある地方銀行で実店舗は5大都市圏に展開しているだけでなくネットバンキングでも全国展開している沼津市指定金融機関です。
銀行ではペットローンは多目的ローンで対応している場合が多いのですがスルガ銀行はペットローンを独立した商品として存在します。
スルガ銀行のペットローンは、最高800万円にもかかわらず年利が2.5%から7.5%と低く設定されており、最大120回払いと大変良心的なスペックになっています。
インターネットで全国どこからでも申込でき審査から契約手続きまで全てがWeb完結しますから、来店の必要はありません。
参考:
ペットローン審査甘い?審査基準は厳しい?【ローンの組み方】
ローンの申込条件として年齢が20歳以上65歳未満、安定・継続した収入があることが条件になっています。
ペットローンがある金融機関等は数多くありますがローンを利用する場合には必ず利息を加算する必要があります。
金利が低い順に並べますと、銀行、信販会社、消費者金融となっており金利が低くなるにつれ審査の厳しさが上がります。
銀行ペットローンの金利を例にあげてみますと、イオン銀行は年3.8%から年8.8%、スルガ銀行の場合は年2.5%から年7.5%となっていますがオリコの多目的プランの場合、年利6.0%から13.2%なので、銀行より高金利なのがわかりますね。
一方、消費者金融のプロミスの場合、ペットローンではなく目的ローンという商品になり金利は年6.3%から年16.5%とかなり高金利なのがわかりますね。
最大限度額はイオン銀行が700万円、スルガ銀行は800万円と高い金額ですが、オリコやプロミスは300万円と低く、プロミスには総量規制が適用されます。
関東以北の人にはなじみ深いカインズホームではペット用品が豊富に取り扱われている一方、生体の販売は見かけませんね。
しかし、北海道と東北地方を除き、関東地方を中心とした日本各地に「ペッツワン」というペットショップを展開しています。
ペッツワンのペットはカインズホームのサイトから見ることができ犬、猫、鳥・小動物・観賞魚といったカテゴリー別に検索することができます。
中でも犬の販売に力を入れているようでトップページには新着の犬ちゃんがランダムに登場しますのでビビビと直感する犬に会えるかもしれません。
気に入った子が見つかったら、すぐにお家へ…と思うのが心情ですので資金に不安を感じたらペットローンの利用をおすすめします。
セディナにはペットローンは用意されていないのですが総合目的ローンがあります。
セディナの総合目的ローンは入院や結婚式など大きい額の資金を調達しなければいけないようなときに利用出来るローンになっています。
ペットショップで発行される見積書や契約書があれば使途を証明できるのでペットローンにも利用できます。
ローンの条件は満20歳以上で完済時の年齢が65歳以下であることや、安定継続した収入があることや、勤続年数などが借入条件として規定されています。
貸付金利は7.8%から11.8%と低めに設定されており、融資額は5万円から300万円、返済期間は最長5年となっていますので、無理のない返済が可能となっています。
ペットローンはペットを買ったり治療費など使い道が限定されていますが他のローンと同じで、ローンに申込み、審査に通る必要があります。
申請するには郵送やインターネットから選べ、ローンの申込書に記入し送付または送信し、手続きを進めます。
申請に必要なものとして、運転免許書やパスポートなどの本人確認書類のほかに収入を証明する書類も必要になります。
(50万円を超える借り入れの場合)すでに他社からの融資を受けていて、今回の借入と合算して100万円を越える場合や所得制限があるローンでも収入証明書類が必要ですので、事前に用意しておきましょう。
ペットローンというローンは使い道が限定されているローンなので使途を確認できる見積書や領収書なども必要です。
ペットローンを専門に取り扱う金融業者はまだ少ないですが目的別ローンというサービス名で対応している金融機関は多いです。
ローンを提供している金融機関には銀行や信販会社、消費者金融がありますが、消費者金融は総量規制がありますので無職の人は申込むことができません。
銀行は総称規制の対象外なので無職の人でも借りることはできますが、ほとんどの銀行で「安定かつ継続した収入があること」と条件付けされています。
信販会社のショッピングローン似ついて紹介するとペットローンを例にすると、ペットの代金を信販会社が立て替えて支払し、その後購入者が信販会社に月々返済していくという仕組みです。
ショッピングローンはなんとなく、審査のハードルが低く見られがちですがショッピングローンも「安定継続した収入」が条件になっていることが一般的です。
オリコのローンには目的別ローンなどがあるのですが中でもオリコのオートローンは業界のトップをシェアしていることでも有名です。
しかし、オリコにはペットローンはなく、多目的プランを利用することになります。
そのため、ペットショップがオリコと提携していれば多目的ローンの申請になりますがオリコの審査は非常に早いので、申込条件に問題なければその場で契約することができます。
申し込み条件は満20歳以上、10万円から300万円まで融資可能です。
気を付けなければいけない点として、オリコから借りるお金が50万円を超える場合や他社からの借金を合わせて100万円を超えてしまう場合は所得証明書が必要です。